大堀川のサケの情報 

大堀川に関わる当会としても喜ばしいニュースです。 しかし、
利根川の水の臭いを求めて遡上してきたサケ のことは少し勉強しないといけないようです。

    
2006秋の遡上
こちら です。
2007秋の遡上
こちらです。
2008秋の遡上
こちらです。
サケの動画ビデオ
はこちら
利根川本流の利根大堰の魚道はこちら
2009秋の遡上
こちら です。


高田スポーツクラブ一般教養セミナー 2008年1月27日
科学ジャーナリスト 柴田佳秀氏のお話メモ
大堀川の鮭の名前は? サケ目サケ科  シロザケ (Dog Salmon)
鮭の一生と、
生まれた川の臭い ・・・ 
天敵の少ない川で生まれ、4〜5年えさの多い海で育ち、川に戻り産卵して死ぬ。水の臭いを嗅ぎ分けて生まれた川を探す「臭覚仮説」が有力。
アリューシャン海域で育ち、親潮(寒流)に乗って日本に戻ってくるため、太平洋側では銚子までであり、利根川の遡上が南限。
川で鮭を捕っては犯罪! 海は良いが、川で捕ると「1年以下50万円以下」の罰則。
重要な水産資源であり、鮭漁業は増殖事業によって成り立っている。
利根川の鮭のカズ 昭和20年代: 18トン(9000匹)程度との記録
昭和40年: 利根大堰ができて遡上が途絶える.
最近は毎年放流しており(平成16年は76万匹)、利根大堰に魚道ができたため、18年に3300匹、19年には4769匹の遡上が確認され出した。
大堀川の鮭の発見は
平成13年(2000年)の北千葉導水路のできた以降
平成15年: 手賀川で50匹、第2機場で2匹
平成16年: 大堀川で発見
平成17年: 大堀川、大津川で発見
平成18年: 大堀川の発見が、NHKなどでも大きく報道された。
★大津川の鮭は”迷い鮭”
大堀川の鮭は生き延びれない ・生育に必要な卵を産む川底の砂利、紫外線からの隠れ場所がない。
・天敵のコイが多く、卵が食べられる。
★元来、大堀川には鮭はいなかった。
大堀川の鮭に何ができるのかは難しいものの、大堀川への関心が高まったことは良かった。
関心がなくなると川は死ぬ! 


    

2006年秋のサケの遡上の記録 

2006.11.18

柏市の自然環境調査会の方から
当会への第1報:
 高田小ヨコの新堤橋で鮭を発見したとのこと

  
2006.11.25
及び翌日


柏のm-t.onoさんから
メールでのご報告
 大堀川の高田小学校の橋の下で鮭三尾、雄二尾、雌一尾の産卵行動を見ました。大堀川で信じられないことです。
(翌日)今朝は雄二尾、雌二尾確認しました。
  
2006.11.29
NHK総合テレビ
首都圏ニュースで「住宅地の川にに鮭がそ上」と報道:
 1週間前に高田小の児童が発見し、産卵する行動が見られた。
鮭の産卵は利根川が南限に相当し、大堀川は、手賀沼、手賀川を通して利根川につながっている。
 シロザケのようだが、穴を掘る行為がみられたので、産卵する可能性は高いと思われる、、とのこと。

2006.11.29頃

江戸川大学
斉藤さんから
尾びれで渦を作ったサケです。

 川掃除で参加していただいた江戸川大学の学生の方からいただいた写真です。
 
2006.11.29

利根川下流
河川事務所
利根川下流河川事務所のお話(当会の青木さんから):
 利根川と手賀川(正確には利根川の近くでは六うですが)とは導水のポンプ以外に樋管でつながっているはずで魚は遡ってこられるだろうが、導水ポンプは5cmくらいのものまでなら通り抜けられるだろうが成魚はとても無理だと考える。今のところ利根川ー六軒川ー手賀川ー手賀沼ー大堀川と遡上したと推定している。
 数年前大津川でやはりサケが見られたとの話があったとのことで、たまにこういうことがあるのではないか。但しこれまで手賀沼にサケがいたとの情報は得ていない。

2006.11.30

朝日新聞
ちば首都圏版
ちば首都圏版で「手賀沼抜けてサケ遡上」と報道:
 〜柏・大堀川 40〜50センチ、6匹確認〜

 利根川から手賀沼を通り抜け、柏市の大堀川まで遡上したサケが、市民の注目を集めている。(中略)
 サケを確認したのは柏市高田小学校のエコクラブの児童たち。
学校の横を流れる川幅5メートルほどの大堀川に「いつもと違う魚がいる」と気づいた。調べたところ、サケとわかり、産卵行為とみられる川底を掘るような様子も観察できた。28日には40〜50センチのサケが6匹ほどいたという。(中略)
 大堀川は手賀沼、手賀川を経て利根川とつながっており、河口からの距離は約100キロ。手賀沼漁協の深山正巳組合長は「ここ数年、手賀沼に遡上してくるサケは増えている。浄化策が功を奏し水がきれいになってきたおかげ」とうれしそうだ。

2006.11.30

松葉第一小学校
佐々木牧雄先生
からの呼びかけ


当会の芝原さんからの情報です。
生息条件を考えると手賀沼流域河川への鮭の稚魚を放流しないで!
 〜柏市内の鮭飼育担当者への呼びかけ〜
 (略)手賀沼水系での鮭が見られるようになったのは、近く近年のことです。平成15年に手賀川の張り網に鮭が50匹ほど入ったという情報が手賀沼漁協に寄せられました。また、同年に北千葉導水路第2機場の手賀沼への注水口の外で、柏市環境保全職員が捕獲された2匹の鮭を確認しています。それ以降も鮭を見かけたということを耳にしていました。
 鮭の姿がみられるようになったは、平成12年に利根川の水を手賀沼に注水する事業が始まって以降のことです。大堀川の上流の流山市駒木地先からも大堀川の流量確保・浄化用水が0.5立法メートル/秒流水されています。
 鮭は利根川の水の臭いを求めて遡上しますので大堀川に遡上することも有り得ることです。鮭が確認されたのは高田小近くの大堀川で、礫間浄化施設が設けられている地点です。大堀川の川底が礫になっているのはこの地点だけです。鮭は産卵場所として留まっているのでしょう。手賀沼や大堀川が鮭の生息条件にふさわしい環境になったから遡上したわけではないと判断しますので、決して手賀沼流域河川への鮭のつ行を放流しないで下さい。

 ※佐々木牧雄先生の関連文献は こちら (葛飾文藝58号平成16年春)
2006.12.6

佐々木牧雄先生
からの追加情報


メールでご連絡いただきました。
卵は紫外線に弱く、コイ等に食べられる危険性等について
 大堀川に鮭が遡上したというニュースで大騒ぎです。柏市内の小学校でサケの孵化、飼育、放流に取り組んでいるのは26校、1幼稚園です。各校への連絡文を貴会のHPに載せていただきました(前項の呼びかけ)ので補足させていただきます。
 確かに多くの方々の努力によって、以前の大堀川と比較すれば雲泥の差の水質改善がなされていますが、手賀沼漁協の深山氏の昭和28年の手賀沼生息魚類等調査で確認されている46種の魚類等の中にサケの名前はありません。大堀川は確かにきれいになりましたが、大堀川がきれいになったからサケが遡上したという論調は大いに疑問です。
 今後心配なことは、産卵床を掘ることはできないでしょうからそのまま産卵になってしまうのではないか、そして、太陽光線に照らされ紫外線を受け死滅し、白くなった卵(写真参照)が川底に点々とするのではないかということです(学校で孵化させるのに紫外線をさけるために周囲を覆います)。うまく陽の光が当たらない所に産むことができればよいのでしょうが。。。。イワナ,ニジマス,ハヤのような自然の天敵はいませんが、コイは雑食性ですから心配です。
 サケは孵化まで、1日の水温を加算して480℃になると孵化します(本年も柏市内各校12月4日〜6日にかけて孵化しています)。大堀川の水温によって長短はありますが40日〜50日と想定されます。孵化した後は、2年生の国語の説明文「サケが大きくなるまで」に出ている赤いぐみの実のお腹の状態でいますので上手には泳げません。2ヶ月以上、無防備の状態で川底に留まらざるを得ないことがサケの生態からは言えます。

 詳しくは、柏市教育研究所のWeb「育て・鮭の子」をご覧下さい。
2006.12.13

佐々木牧雄先生
のお話


当会の木村さん、鈴木さんが松葉小を訪問して、お話を伺ってきました。
松葉第一小学校の佐々木教頭に鮭の稚魚の飼育について聞いてきました:
 I  (一部内容が、前項と重なりますが、ご一読下さい>HP管理人)
 2年生の国語の教科書に鮭の話「さけが大きくなるまで」がでています。鮭の卵の観察・孵化・飼育・放流を通して学習に役立てようと、柏市内の28の小学校が共同で鮭の卵(発眼卵)を福島県木戸川から仕入れて、飼育しています。
 鮭の卵は紫外線に弱いので日光に当たらないように、水槽の周りを覆つて覗き窓がついていました。卵は受精した日から水槽の水温を加算して480℃になると孵化するそうで、孵化して1週間目の稚魚を見ることが出来ました。稚魚は柿色の臍嚢(さいのう)を抱え、約1ヶ月はこの臍嚢から栄養をとり成長するようです。臍嚢が無くなると給餌することになり、2月上旬に利根川に放流するそうです。
 このたび大堀川に産卵された卵が、鯉などの餌にならず孵化して稚魚となった場合、1ヶ月後新堤橋付近で稚魚が見られる可能性がないとは言えません。また孵化せずに死んだ卵が見れるかも知れません。機会を見つけて高田小学校付近の大堀川を覗いて頂くようお願いします。
 今回の鮭の遡上が北千葉導水による利根川のせい(利根川の臭い)とすれば、来年からも同じ現象が現れる可能性は充分あると佐々木先生はおっしゃいます。
しかしながら、今の現状では鮭の稚魚が大堀川・手賀沼・手賀川を下って3月末に海に出るのは不可能でしょう。北千葉導水の放流を止めれば、鮭の遡上も止まることになりますが、それも他への影響が懸念されます。


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2007年秋のサケの遡上の記録  

2007.11.13

当会の奥村さんから
当会への第1報:
 そろそろサケが来ているのではと、本日新堤橋(高田小横)に寄ってみたところ、 3匹のサケが泳いでいました。
 1匹は、既に息絶えて死んでいましたので、 「何日か前には、到達したのでは?」と、見物していた人に聞いてみたのですが、いつ発見したかは知らない人達でした。1メートルほどの大物です。 オス・メスのペアーとあと1匹の様子。
 是非、観察ください。  

2007.11.14
及び翌日


当会の加藤さんから
写真の第1報
 今日も沢山の人達が鮭を見に見ていました。  
私が見たのは4匹(写真はその内の3匹)、産卵行動をしていましたが、白く濁って産卵の時を見たという人もいました。

(翌日)鯉ではありません! 鮭は遠くからでも一見してすぐ分かります。 まさに鮭で、1メートルありました。
 見物のみなさんと、ああだこうだと結構楽しく会話して来ました。詳しく場所の地図を書いている人もいました。  いずれ産卵が終わったら寿命もおわりでしょうが。
 
2007.11.14

KS先生からのメール

当会の中野代表からの情報です。
奥村さんの情報を高田小に連絡したところ、昨年担当されたK先生から 下記のメールが入りましたので、お伝えします。

KS先生からのメール:
 元、高田小 KSです。 ありがとうございます。
校長先生からお電話をいただき、 転勤して酒井根小に移りましたが、 大堀川のことが気になって見に行きました。
 11日ごろから見られたようです。
 14日は3匹泳いでいました。 他に1匹の死体があり、それを取り上げた人が 「持ち上げたら(橋の上まで運んだら)いくらが自動的に出た」 と、言っていました。いくらがばらまかれていました。40歳代の男性です。
 柏二小の中学年の子が(聞き出しました)二人 川に入って魚を捕ろうとしたのか、いくらをとろうとしたのか、。 「今、サケが卵を産んでいるから、入ってはだめだよ」 と、注意しておきました。
 昨日は天気もよく、5匹見られ、写真に撮ってきました。 これから、もっとたくさん上がって来るでしょう。
 川の中のゴミが、気になって、悲しい気持ちになりました。 また、行ってみます。

2007.11.23

佐々木牧雄先生から当会の掲示板への投稿
佐々木先生のご意見: 「大堀川に鮭の姿は似合わない」
 昨年、大堀川への鮭の遡上について考えを述べさせていただいた、柏市の小学校教員の佐々木牧雄です。
 恐れていたことが又繰り返されているようです。鮭は、産卵のためにふるさとの川に帰ってきますが、大堀川は残念ながら川底が鮭の産卵のための条件に合致していません。そして、紫外線の照射で死滅、或いはと無防備のまま2ヶ月以上川底に放置され鯉などの餌食に。鮭にとっては、「悲劇的遡上」と言えないでしょうか?
 鮭を捕獲し受精作業をして孵化・飼育して利根川に放流するのが、産卵のためにふるさとの利根川を遡上した鮭を救う方法でしょうが、それができるのは、管理する行政の力しかないのではないでしょうか。是非、大堀川の水辺をきれいにする会のご尽力をいただきたくお願いいたします。
 
当会の現時点の状況を取り急ぎリプライしました!>
 当会の11月例会の中で佐々木先生のご意見について話をもちましたが、当会では『鮭の遡上』について様々な意見がある状況です。従いまして現時点では、当会としては申し訳ありませんが、具体的な活動につながる状況ではありません。しかしながら、(1)の「大堀川に相応しくない」とのご意見へ賛同する会員も少なくないのも実状です。引き続き、この件に関する情報提供とご指導を賜れば幸いです。

2007.11.24

当会HP管理人の堤田も行きました。
鮭はいませんでした!
 大堀川の鮭を初見せんと新堤橋まで出かけましたが、コイがあちこと3,4匹が悠々と泳いでいましたが、鮭はいませんでした。
 他にも数名の方も探しに来ていましたが、どうしたものでしょうか。
2007.11.26

当会の木村さんからの情報です。
鮭3匹を確認しました!
 新堤橋で薄暮の中でしたが、鮭3匹を確認しました。時折身を横にして、産卵か精子付けするように体を震わせる様子も見られました。
 おまけに、一瞬かわせみが飛ぶのも見ましたので、満足して帰宅しました。

2007.12.5


江戸川大学の斉藤さん,高橋眞さんからの
「写真」と「ビデオ」です。
 
2,3匹が、新堤橋近辺で確認できたようです。
  (左: 2匹が泳いでいます。右: 1匹が静かにしています。)


 ★高橋さん撮影のサケの動画ビデオがご覧になれます。
  ここをクリックしてください。

2007.12.15


山口さんの第1報で、青木さんが駆け付けての写真・報告です。

大津川にも鮭が遡上していました! ナゼでしょうか?
増尾ゴルフ場近くの「下橋」の下で、4匹を確認。

今朝山口さんから「大津川にサケがいるよ」と連絡をもらい、早速出かけてみました。
増尾ゴルフ近くの「下橋」の下を覗くといました、いました! 合計4匹、1匹はかなりの大きさ、3匹は元気で後一匹はじっとしていました。

 (左: 大きなサケ、 中: じっとしているサケ、右: 中央縦に2匹?)

大津川の会のおじさんが来て、4,5日前からあちこちで見られるようになった、大津川にサケが遡って来たのは今年が初めて、もう少し下流の流れの強いところで産卵行動をしていた、近くの小学校が稚魚を大津川で放流している(本当だろうか?)のでそれが帰って来たのではないか、などと話してくれました。
そのうちもっと上流から辿ってきた中村さん(大津川の会の会長)にも出会いました。
大津川にもサケが遡って来るとなると、大堀川のサケも北千葉導水の臭いを追って上がってくるだけでもなさそうな気がします。
利根川から今は利根川湖となった手賀沼にサケが沢山入り込んで来ていて、そこで満足しない奴が更に上流目指してどこでもいいから流れ込んでくる川に入って遡ってくると考えた方がよさそうですが、どんなものでしょうか。

2008.1.6

朝日新聞朝刊」の社会面から。。

「サケ5000匹 利根川上る − 魚道改修・放流が結実 10年で10倍 − 密漁も急増」

利根川を遡上するサケが急増中だ。魚道の改修や流域住民らの放流活動が実を結び、その数がこの10年で10倍に。今シーズンは最多を記録した。だが、このサケを密漁する不届き者も増えており、関係者を落胆させている。
(角幡唯介、鈴木健輔)   ※朝日新聞2008/1/6記事から引用しました。

2008.1.11

奥村さんの写真・報告です。
(昨年11月頃からの掲示のようです。)
柏市が掲示した「サケ捕獲禁止」の表示板:

大堀川の新堤橋(高田小脇の産卵個所)に柏市が掲示した「サケ捕獲禁止」の表示板の写真を撮ってありましたので、参考送付します。

この表示は、近所の住民が、サケを取っている人がいるから止めさせてとの連絡を市役所にして掲出された模様です。 
11月下旬頃ではないでしょうか?!

マウスを置くと表示板を大きくできます。

2008.3.1

佐々木牧雄先生のお話を、当会2月例会で伺いました。

「大堀川の鮭」を救うことの呼び掛け

先生が用意されたレジメを元に次のような話をいただきました。
●大堀川は元来、鮭は生育していなかった(生育できない)。
 −昭和28年頃のきれいだった頃の手賀沼には鮭はいなかった。
 −産卵・生育に必要な川底の砂利がない、紫外線の隠れ場所がない。
●北千葉導水路ができた2000年以降から臭いにつられ迷い込みだした。
 −2003年に手賀川で50匹が網にかかって依頼、毎年やってきている。
 −人為的な浄化策が、鮭にとっては悲劇的な遡上となっている。
●大堀川に遡上する鮭を救う手立てはいくつかの案がある ・・・
 (その1)北千葉導水路への注水を 遡上時期の10月・11月にとめる。
 (その2)手賀川から利根川に出る水門を閉めるか、水門外に網を張る。
 (その3)曙橋に網を張って鮭の遡上を止める。
 (その4)大堀川で捕獲して、人工授精後利根川に放流する。
 (その5、"夢"とのことでしたが)ビオトープを作って捕獲した鮭を自然受精
      させて、利根川に放流する。
 ↓
当会としては、今回はお話を伺うまでの場でありましたが、北千葉道水路が多くの生息環境の変化をもたらしてきたことには共通認識は持てました。
が、「今となって注水を一時的にも止められるか?」、「鮭以外にも救済すべき生物がいるのではないか?」などの意見もでました。
これから更に、鮭に関する事実/実態に関する勉強が必要と思えます。



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2008年秋のサケの遡上の記録  

2008.11.10

当会の大内さんの報告
当会への第1報:  大堀川3年連続鮭遡上!
 我々の秋の大掃除を待ちわびていたように今年も鮭が遡上を始めました。
 10日3匹、11日2匹確認いたしました。 大堀川に鮭は似合わない、悲劇の鮭と一部で言われますが、私個人の考えでは鮭の自由ですよね。
 今日青葉橋から昭和橋まで歩きましたが、川の水辺はきれいで気持ち良し、何時もこうありたいですね、皆様お疲れ様でした。
 騒がしき、新堤橋、鮭上り。 

※後日、志茂さんも「同様の確認があった。」との報告あり!
2008.11.15
(10:00-12:00AM)

新堤橋にて、
4匹程度を確認

 当会HP管理人
  (堤田)から
写真の第1報
 大内さんの第1報を聞いて、朝10時頃、新堤橋に行きました。
 何人かの人が下を見ていたので、一緒に眺めてみると、橋下の下流、右岸よりの流れの緩やかな部分に、、1匹いました。朝方なので白サギも小魚をツイバミながら横を歩いていました。私は、初めて直に見た素人ですが、毎年見ている人の話では、「今年はいつもより大きい!」とのことでした。凡そ体調は60cmはあったようです。
 しばらくの間、1匹だけでしたが、2時間ばかり観察している間に都合4匹が登場しました。
 どうも最初の1匹はメスのようで、この緩やかな流れの2坪位を「なわばり」に場所取りしながら、気の合うオスは寄り添うこと許し、メスか気の合わない他人が来ると追い払っていました。
 メスは、ごくたまに川底を尾で整地しました。また、オスはメスに寄り添い体を震わせて産卵を促す行為の2,3度見られました。

殆ど定位置のメス?

サギより大きそうなサケ

メスに寄り添うオス
手前のサケを追い払う

追い払われた1匹サケ

下流側、早瀬のサケ
 産卵風景は見れませんでしたが、サケのナワバリ争い等の機敏?な姿を見ることができました。、更にはやや下流の早瀬でも2匹ほどのサケが時折り、白い横腹を岸辺近くで見せていました。
2008.11.15
(15:00PM頃)

高橋さん報告:
5匹確認!

 今日15日3時ごろに新堤橋に行ってきました。
 5〜6人の人が集まって鮭を見ていました。私が帰る頃には10人ぐらいは居たのかな。 30才台ぐらいの若い人が、あれは雄、是は雌とか、言って説明していました。
 15分ぐらいの間に、その人が5匹いることを確認しています。
2008.11.17

佐々木牧雄先生から「望ましいサケの産卵床」に係る情報提供

(当会代表へのお手紙から)
今年のサケの遡上と望ましいサケの産卵床について(要約)
 今秋は北千葉導水路の第2機場の注水量が3m(従来は6〜8m)に減っていましたが、今年も例年通りの数のサケが遡上してきました。
 大堀川のサケが、新堤橋下で尾びれで産卵床を掘る行動をしていますが、川底の砂が除かれ白っぽい川底の土が見え、とてもサケの卵を覆い隠すことはできないように思われます。また、角ばった人為的に川底に入れられた石をはねあげるサケの尾びれは相当痛むものと思えます。
 小生は「(大堀川では)産卵床が掘れないため、サケの卵は長期間無防備で危険にさらされる」と申し上げてきましたが、(大堀川に適する場所があるものと)誤解されないように望ましい産卵床の例をお届けします。
(例1)栃木県佐野市”旗川” 
    「今年も旗川に鮭が溯上しました」の「2007年11月」の欄
    http://www.geocities.jp/yamapon65/sake_sojou.html
(例2)札幌市”豊平川”(札幌豊平川さけ科学館)
    ”10/5  橋の上から産卵床を確認できます”の写真
    http://www.sapporo-park.or.jp/sake/misc/salmdata2006.html
2008.11.18

「釣りをしている中学生がいます」
・・市民からの連絡・・
  
  ↓↓
サケ釣りへの
当会皆さんの意見

市民から当会HPへの連絡:
 11/18に中学生ぐらいの子供が、ルアーで鮭を釣っていました。
 周りの大人たちが注意したにもかかわらず、「いいんだよ」と言いながら釣り続け、鮭が針にかかりました。たまたま針が外れ、釣り上げられませんでしたが、周りにいた人たちは、本当にヒヤヒヤして、悲鳴にちかい声も上がっていました。その子供の親らしき大人がすぐそばにいたのですが、一切注意もせず、とても悲しい気持ちになりました。 県の条例では、鮭の捕獲は禁止されていますが、このような場合は、どこに連絡すればよいのでしょうか?県や市や警察の協力があればよいと思うのですが・・・
 次回見つけたときは、警察に連絡しても良いのでしょうか?また、看板の設置なども検討してもらいたいと思います。

当会HP管理人からの一次回答:
 当会は自主的に川掃除を行っているボランティア団体なので キチンとしたお答えにはなりませんが、知ってる範囲では 昨年は柏市が掲示板を貼ってくれました。 よって、何月何日、何時頃、どのような少年がその行為を 行っていたのかを、柏市に連絡されたらどうでしょうか?また、その際に、急ぎの通報は警察でもよいか?とも 聞かれてはどうでしょうか? また、何かありましたら、ご連絡ください。 よろしくお願いいたします。

当会会員の各種意見:
 牛はいいけど鯨は駄目と云っているのと似たようなことかと思いました。鯉は良いけど、鮭は駄目とはならないのではないかと・・・・。 人それぞれどう考えるかは自由ではありますが・・・。 自然に対して人はそんなに力があるわけでも発言力があるわけでもないのではないかと思います。(鈴木)
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 元NHK科学ジャーナリストの柴田佳秀さん、また前・松葉一小の佐々木教頭先生からのお話によると、サケは重要な水産資源として水産資源法により保護されており (各都道府県でも内水面漁業調整規則が規程)、 千葉県でも内水面漁業調整規則25条でサケは1/1〜12/31 採捕してはならない。罰金は6月以下の懲役もしくは10万円以下 となっています。(漁業組合は別) 中学生などには「いけないものはいけない」と言わなければならないものと 思います。 (芝原)
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 ルールを教えることは大事、賛成です。 小生も水産資源法による保護とは知りませんでした(忘れていました)。 でもルール以前に、皆さんも多分そうだと思いますが、 苦労して遡ってきたものを静かに見守る、そういう 優しさと言うかマナーと言うかが欲しいなと感じるのが、 第一です。 そういう自然や社会に対する優しさを教えて欲しいな!。
大堀川の清掃に参加してくれればすぐ分かることでしょう。 この子と親御さんが清掃に参加してくれたらと願うところです。 (青木)
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 2年前に遡上のサケは色々話題を投げかけてくれましたが、この度は公然と捕獲することの是非を問いかけてきました。 多分ルールなど知らない親子の行為と思われますが、それを正すこともためらわれる周囲の雰囲気があるのも現状でしょう。自分もその場にいて、諭すことが出来たか自信はありません。 青木さんや芝原さんの考えに賛成です。3年目もやって来たサケに「大堀川の会」として何かしなければという気もしております。(木村)
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 遅くなりましたが、私もひとこと。(自由と規律は古くからの課題)
1.必要な自然については、法律で規制してでも守るべしという考えが世界の潮流
2.法治国家では法令を守るのが常識
3.県も柏市も鮭の保護について条例を作った(再確認)
4.柏市の条例を守るのは市民の義務(条例を守らなくてよい自由はない)
5.違反者には、先ず市の条例がありますよと教える姿勢も大事
6.それでも従わない場合は、警察に通報は当然
7.子供に社会のルールを教えるのは大人の責任
(寺尾)
2008.11.22
 10匹
(15:00頃)

2008.11.23
  8匹
(15:20頃)


 >堤田報告
11/23の大堀川のサケ(堤田)
 凡そ8匹いました。
 サケの卵(いくら)を小学生の女の子が、橋下のコンクリート壁が切れた右岸側で発見したようです。

※大津川 ・・・ 10匹程度遡上したとの釣り人情報あり。(11/22、山口)
【参考】

利根川本流のサケ:
利根大堰の魚道を見学してきました!
(堤田記)

(埼玉県行田市、
 2008.11.23)

利根大堰の魚道を通過するサケを見学してきました。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 埼玉県行田市と群馬県千代田町を結ぶ武蔵大橋の下に、利根大堰があります。この堰の直ぐ上流右岸には荒川にも至る「利根導水路」(3つの水路)の取水口があります。
 大堰には3つの魚道があり、1つは右岸に沿っており、遡上するサケ等を魚道ヨコの観察室から様子を見ることができます。
 ここを通過したサケは更に上流へ向かって遡上していく模様です。
 ”水資源機構利根導水総合事業所”の観測(利根大堰鮭遡上推計数経年変化)によると、18年度約3125匹、19年度約4769匹で、今年度11/21累計で約2346匹となっているようです。
右岸下流から見た大堰
右岸ワキの魚道
何故か、魚道途上にサクがあり、サケがジャンプしても通れない!
左記の”サク”横の魚道観察室。ガラス窓からサケが観察できました。
 上記のサケのバリケードの目的は何か?? 遡上数は11月中旬以降の現在は、20匹/日と大幅に減っているので、魚道観察室からサケを見やすくするためなのかも知れません。
2008.11.25

科学ジャーナリスト・柴田佳秀さんからのコメント
サケの捕獲について:
 「サケの捕獲は、法律に違反する行為なので、警察に連絡すれば取り締まります。もし、その様な行為を見かけた場合は、警察を呼んで下さい。」
との11/18のサケ釣りに関連して、コメントを”当会の掲示板”にお寄せいたさきました。
 ご参考>科学ジャーナリスト 柴田佳秀のバーチャル自然研究所
2008.11.30

サケ捕獲禁止の掲示板がありました!
(新堤橋の両脇に)


15:00時点でゼロ尾
 (堤田確認)
柏市環境保全課から「捕獲は法律で禁止!」との掲示板
 新堤橋の中央に1つ、両岸の柵にそれぞれと合計3ヶ所に以下の警告掲示板が貼られていました。 しかし、サケはゼロ尾でした。
2008.12.6

7−8尾が元気に泳いでいました!
(14:00頃、堤田確認)

7〜8尾が元気に泳いでいました!
 新堤橋の下の左岸に4尾、右岸に3尾程度のグループがそれぞれ時折り素早く泳いでいました。また、十数メートル下流の瀬にも数尾いました。

左の茶色のコンクリート護岸の上に乗り上がるサケもいました!

右岸側の護岸の切れた部分。以前ここに”いくら”が有りました。
2008.12.7

ふるさと公園前でサケの死骸を見つけました。
「手賀沼統一クリーンデイ」で死骸1尾を発見!
 美手連主催の柏地区の清掃にて、ふるさと公園の河口直前場所の右岸でした。疲れ死んだ1尾を発見しました。


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2009年秋のサケの遡上の記録  

2009.11.6
最初に発見との話
当会の発見者:  新堤橋で2−3尾との話。
2009.11.8
「秋の川掃除2009」で発見

(10:10am堤田発見)
勝橋の下流(高田緑地側)で1尾に遭遇! 
川掃除中に、胴長班の足元をゆらゆら泳いでいました。約50cm程度でした。
2009.11.15
松ヶ崎橋の下流で、サケを一匹目撃!

(当会の掲示板へのKazさん投稿から、写真と文章を引用しました。)
松ヶ崎橋の下流で、サケを一匹目撃!
本日、12時半頃、松ヶ崎橋の下流で、サケを一匹目撃しました。だいぶ弱っているのか、流れが強い所では押し流されたりしていました。ひたすら遡って行きましたが、新堤橋まで無事たどり着けたでしょうか。
2009.11.28
新堤橋で一匹目撃!

(16:00 堤田発見)
新堤橋下から更に上流を目指す一匹を見つけました!

新堤橋下を通過し、上流側の砂土底部分から角フロック群のあるコンクリート底へジャンプで突入し、比較的穏やかな左岸下をゆったり泳いでいました。(写真の下右)
更に上流を何度か伺っていましたが、成否は確認しませんでした。

新堤橋上流のコンクリートスロープの下

左写真と新堤橋の間のコンクリートブロック

左写真の右上を泳ぐ


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