大堀川の水辺をきれいにする会 

春の川掃除 2011の報告 -2011.3.27()-

【概況】
 心地良い快晴のもと、恒例の春の大掃除を実施しました。参加いただいた 175人(一般参加150人、当会25人)の皆さん、誠にご苦労様でした。
 巨大震災の直後の今回は、黙祷でスタートし、ご苦労さん会は無しという、改めて清掃に重点をおいた取り組みになりました。
 ゴミの収穫成果は、ゴミ袋数で凡そ昨年並み。青袋65、黄袋85、自転車2台、バイク1台、今回はシート類、椅子、傘などが多かったようです。

●胴長班と陸上班とで水辺を清掃しました!
このページの目次
中野さんの説明
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1.深津さんのレポート 2.写真 ・・ 大掃除の様子
3.拾い上げたゴミの成果 4.協力いただいた広報記事

ふるさと公園の前の大堀川   マウスを置くと・・水位がアップした4日後(3/31)です!


1.深津さんレポート  (文:深津、写真:青木、高橋、堤田
「春の大堀川の水辺大掃除2011」レポート
 春の大掃除当日の3月27 日は、前日の木枯らし再来とは、打って変わって穏やかな晴天に恵まれました。
 会員の集合時間である8時よりも早い時間から、一部会員が道具小屋内の資器材を運び出し始め、8時45分までには、北柏ふるさと公園での設営もほぼ完了しました。
 東日本巨大地震の後だけに、開催の是非については例会でも議論し、当会としては、今自分達ができることを無心にやることが、被災された現地の方々と心をひとつにすることではないかと開催を決定しました。その意図についてはホームページでも公開し、問合せのあった際にも説明を尽くしました。
 そんな中での開催であったので、一般参加者については多くの来場者は期待していなっかったのですが、9時10分過ぎからは次々に来場頂き、最終的には昨春を大きく上回る150名(昨春は85名)に参加頂きました。
 参加受付は、名簿記入時の混雑を避けるために、窓口を拡げることとし、「緑の基金」からお借りしたテーブル3脚に1班〜6班までの班別の名簿を用意して、それぞれの班長が均等な班編成となるような配慮をしました。大きな混乱もなく、この方法は有効であろうと思われました。
  9時半に、青木代表の挨拶が始まり、先ずこの時期に開催に踏み切った意図の説明があり、それに続いて被災した方々へのお見舞と、不幸にも命を落とされた方々へのお悔やみが述べられ、10秒間の黙祷が捧げられました。
 引き続き青木代表から、班編成とゴミ分別のルールについての説明がなされました。 その後、石田さんのリードで準備体操が行われました。今回は、ラジオ体操のテープが行方不明とのことで、皆がそれぞれ心の中で体操曲を思い出しながらのウォーミングアップでした。
 いよいよ、班別の出発となり、お子さんから高齢者までが火ばさみとポリ袋を手に、それぞれの班長の号令に従い、和気あいあいで且つ整然とそれぞれの清掃場所に向かいました。
 参加者が例年よりも少なくなるのではとの読みから、清掃範囲を例年の[国道6号下〜ふるさと公園前]を[北柏橋〜ふるさと公園前]に狭めたのですが、実際には70%増であったために、きめ細かな掃除が出来たようでした。大人数で参加いただいた緑色と白色のベレー帽をかぶった若者グループのきびきびと活躍いただき大いに助かりました。 ただ、水際に寄れない部分については、やや人数ダブつき感もありました。
 水際には、最近作られたと思われる釣り用の台場が数か所見受けられました。
 今回は胴長にチャレンジしてくれた一般参加の若者が多くて、頼もしく思えました。是非、次回以降にも期待したいものです。
 最終的な集積ゴミ量については、別記録にお任せしますが、昨年よりも少なかったように思われました。大物としては、バイク1台、自転車2台、古タイヤ2本、重たいシート類が多数がありました。
 また、川の中央部に半分埋まっていたレジ袋が、水深が浅く透明度が良いために目につき、引き上げたところ、ケース入りの実印の他、パールネックレス、金の指輪等の貴金属が大量に入っており、「犯罪の匂い」がしたため警察に届け出ました。
 ※かわいそうな体長約40cmのカメの亡骸も見つかりました。
 本来であれば、大掃除終了後には、おにぎり、ウィンナ等を頬張りながらビンゴ大会等で楽しむ御苦労さん会があるのですが、今回は自粛し、お茶ペットボトルを配布して解散となりました。毎年グループで参加して頂いているというご老人からは「ご苦労さん会が無いと聞いてがっかりした。次回は期待しています。」との声を頂きました。解散後に、個別にシートを広げてご苦労さん会をしているグループもあったようでした。
 なお、飲料用ペットボトルの品不足が続いている中、参加者全員分のペットボトルを買い集めるのには苦労されたようです。購入担当さんには、誠に有難うございました 。
 さて、会員は会場撤収後に、道具小屋横の公園水道で清掃資器材を水洗いして天日干ししている間に、ささやかに反省会を行ないました。反省会もお茶だけとの意見もありましたが、一部会員の強硬な要請により若干のビールと乾き物が供されました。
 会員参加者は、25名で、入院加療中であった志茂さんも退院されたとのことで顔を見せて下さいました。どの顔も、大掃除を実施して良かったと思っているのではという雰囲気に中で、反省会を終え、乾いた資器材を片づけて散会となりました。
【当会の参加者: 25名】 青木、石田、奥村、尾曲、加藤、金木、冠木、河井、木村、小林(敏)、佐藤、芝原、志茂、新保、鈴木、高橋、寺尾、中野、藤井、藤波、蓑内、山口。
 <世話役> 湯原、深津、堤田


2.写真・・大掃除の様子     
(写真: 青木、高橋、堤田)
8:00前 に道具小屋に集合し、道具一式を車と台車で、北柏ふるさと公園へ運びました。
8:30過ぎ 現地の設営スタートです。
9:15頃 から受付を開始しました。
今年は、各班の班長が受付を行いました。
9:30 に青木代表の挨拶、掃除方法の説明の後、震災の地に向け、皆さんで黙祷しました。
ラジオ体操は石田さんと芝原さんでした。
9:50頃 から皆さんが各班の持ち場に出発です。
1班(北柏橋から下流・右岸)の水際の清掃模様です。

枯れ草の間を縫ってのゴミ拾いです。
2班(北柏橋から下流・左岸)の水際の清掃模様です。

胴長班と陸上班が連携してのゴミ拾いです。
3班(ふるさと大橋の上流側・右岸)の清掃模様です。

陸上班主体で仲良くゴミ拾いしました。
5班(柏ふるさと公園)の水際の清掃模様です。

ふるさと公園そばの水辺を、胴長班と陸上班が連携してのゴミ拾いです。
6班(北柏ふるさと公園)の陸上班の清掃模様です。
家族4人の陸上班、中州の引っ掛かりゴミ拾いの胴長班の若者と新保班長です。
6班つづき: 

集めたゴミの引き上げ風景。
ゴミ運びも結構大変です。
ゴムボート班の活躍の様子です。
ふるさと公園の前から、ふるさと大橋までの間のゴミ拾いです。釣り人に注意しながら頑張りました。
11:30 過ぎから、北柏ふるさと公園で閉会です。
例年でなく、ご苦さん会を無しにしましたが、やや名残惜しい閉会となりました。
11:50頃 現地を撤収し、12:15頃 道具小屋に戻り、後片付けをしました。
そして会員での反省会でした。・・・13:30 終了!



3.ゴミを拾い上げた成果  

(右岸1) 北柏橋・下: 
青(赤)12袋、黄12袋、
椅子3、シート3、傘3、魚アミ2、バケツ、雑品


ごみ集積場所 5箇所(左岸2、右岸3)
凡その袋数: 青65袋、黄85袋、他5袋
その他: 自転車台、バイク台、タイヤ2ヶ、絨毯・マット10ヶ、傘10ヶ、スコップ2ヶ、布団、スチロール等など

(左岸2) 風車小屋よこ:
青8袋、黄8袋
自転車、タイヤ、ふとん、スチロール5、傘2

(右岸3) 体育館の近く:
青10袋、黄8袋、スコップ2、カバン、椅子、鉄材
(左岸4) ふるさと大橋・下:
青35袋、黄43袋
←: シート6、傘3、ビーチパラソル2、バケツ、椅子3、雑品
(右岸5) ふるさと公園:
青9袋、黄20袋、ペット1袋、バイク、自転車、布団、じゅうたん、傘2本、ボール、スチロール2箱
↑ に同じ(左岸4):
↑ に同じ(左岸4):
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ご協力いただいた広報記事です! 
2011/2/27


2011/3/1


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