大堀川の水辺をきれいにする会
地金堀と大堀川の合流点今年の”海の日”は晴天!
格好の水遊び日和の中、子ども達36名、保護者の方25名、その他当会含め総勢85名が参加による盛会でした。
また、生き物の集まり方もうまくいったもので、子ども達からも「楽しかった!」とのお褒めの言葉をいただき、今年は、”大成功の出来!”だったようです。
中野さんのはこちらから!
地金堀の出口
8:00道具小屋に集合し、8:30荷物を調査会場に運びこみました。 | ![]() |
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9:20頃から子ども達、保護者の皆様が集まり始め、 9:30過ぎに木村会長の挨拶でいよいよ コイも集まってきました!? |
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9:45 大堀川の下、上流から水面を叩きながら、地金堀に追込みました。 |
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追い込んだ後、からす網で締め切りました。網の下は石で押さえ、上は胴長班が手持ちで押さえました。 | ![]() |
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10:00頃 子ども達登場! 地金堀の暗渠内から、追い込んだ生き物達を追い出しました。 |
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大きなコイ、中くらいのクチボソ、小さなハゼ、、、、等 みんなですくいました。 |
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千葉県環境アドバイザの鈴木先生の説明で、生き物の名前を調べました。 11:00には集めた生き物を放流しました。 |
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並行して、CODパックテスト、透視度計で水質検査もやりました。 鈴木先生の講評により、11:30解散です。 |
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子ども達との親睦写真もとりました。 最後に、道具小屋ヨコで例によってご苦労様会です。 |
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(記録: 中野)
梅雨の心配は更々なく、今年一番の暑さの晴天に恵まれ 大勢の子供達の歓声が飛び交い、大成功の一日でした。 9時を過ぎた頃から続々と集り、受付の記帳が始りました。
参加者: 一般 61名、 会員 24名、計 85名
子供の参加者は36名と例年を上回り、互いに話しあいながら 川の上から「魚がいるかな」 と覗き込んででいます。
9時半から会長の挨拶・説明・注意が行なわれた後、いよいよ 胴長を着たおじさんたちが、川の上流・下流から、棒と網を 使って注意深く魚を追い込みました。 まちに待った「もう入ってもいいよ」 の声に、子供達は一斉に 網を片手に魚を追いかけます。逃げる大きなコイを必死に 捕まえて、小ボートに入れるのは大変です。 岸辺の草の間や、石の裏など、皆で丹念に探した結果、 こんなに沢山のいきものが見つかりました。
2005年 採取生物の種類と数(14種類、224匹) モツゴ(クチボソ:コイ科) 85匹 メダカ(メダカ科) 5匹 コイ(コイ科) 30匹 モロコ 4匹 スジエビ 30匹 ムギツク 3匹 オイカワ(コイ科) 21匹 アメリカザリガニ 2匹 ヨシノボリ(ハゼ科) 18匹 ミズカマキリ 1匹 オタマジャクシ(ウシガエル) 17匹 アメンボー 1匹 ハス(コイ科) 6匹 チチブ 1匹
なお、今年初めて捕れた魚は ムギツク と チチブ です。 ムギツクは口から尻尾まで一本の線が通り、チチブは おなか部分が弱く、ひれの付け根の黄色が印象的でした。 今年のオイカワの婚姻色は特にあざやかで、子供達も 見とれていました。 指導の鈴木先生より食物連鎖の話を図を使って説明して いただき皆で納得しました。
隣で川の水質について実験しながらの説明がありました。 味噌汁なども使って、きれいな水・きたない水を検査し、 大堀川の水は、BODが10位との結果が出ました。
最後に全てのいきものを川に返し、子供達の「楽しかった」 の声を聞きながら、きれいな大堀川を蘇らせることを誓って 散会しました。
以上
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