大堀川の水辺をきれいにする会

速報: 2003夏 - 子ども達との生き物調査と水質調査

 
   実施日: 7月21日、  場所: アサヒ飲料裏の地金堀・大堀川合流地点
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   夏休みが始まったばかりの「海の日」。 小雨混じりの中でしたが、多くの子ども達、お母さん達、お父さん達が集まりました。 
昨晩の大雨のせいか、、、オオモノの鯉は捕獲できませんでしたが、中モノ、小モノ、、、、それに大堀川にしては珍種も含め、18種もいました。恒例の”生き物博士”の鈴木先生の解説もあり、子ども達には好評でした。 
併せて、各方面で集めた”水”と比較しての水質検査も実施しました。こちらは、お母さん方に好評だったようです。
   
 主な成果
 
参加人員   90人
子ども44、大人31、会員15
  (ちらし29、口コミ28、その他5)

指導
 鈴木優子先生
   (県環境学習アドバイザ)

水質検査: COD値
名戸谷湧水
現地
地金堀(1)

10
20
あらかじめ採取したサンプルを使ったパックテスト
気温26度、水温21度、透視度30cm以上(うすい黄色)

生物の種類と数
 もつご(くちぼそ) 111匹
 おたまじゃくし    46匹
 よしのぼり      44匹
 げんごろうぶな    18匹
 すじえび       9匹
 アメリカざりがに    7匹
 あめんぼう       6匹
 めだか          4匹
 おいかわ        3匹

はす        3匹
うぐい(はや) 2匹
もろこ           2匹
わたか     2匹
やご              1匹
きんぶな     1匹
がむし      1匹

さかまきがい 1匹
不明      1匹
なお、今回は捕獲できなかったコイや、外来種のブラックバス・ブルーギルも生息している

当日の進行状況:
8:30〜 会員全員、風車小屋に集合後、網・胴長・机・椅子・旗・救急箱などを現地へ運搬する。
9:00〜 受付開始 子供達、親子連れ次々と記名する。ちらし・口コミで知った方が多い。
9:15〜 昨日用意しておいた地金堀側の刺し網を降ろした後、大堀川上流、下流から刺し網を使って胴長隊の魚の追い込みが始まる。両サイドから魚が逃げないよう慎重に、岸辺近くの水を叩きながら、徐々に網の輪を狭め、合流地点に追い込む。
9:30〜 参加者全員に概略説明の後、いよいよ、子供達がそれぞれ網を手に持って川に入る。元気よくパンツまで濡らしながら歓声をあげる男の子、迷ったあげくそっと川に入って水の感触を楽しむ女の子、それぞれに小魚を捕まえては岸辺のピンクボートやバケツに入れていく。
10:00〜 子供達に一旦陸に上がってもらい、地金堀側より暗渠の奥にいる魚を追い出した後、再度魚採りに挑戦する。残念ながら、鯉など大物はどこに消えたか捕まらない。
始める前に背びれを見せていた鯉達は、多分刺し網をくぐって地金堀上流へ避難したのだろうと想像する。
10:15〜 魚とりを終了し、アサヒ飲料のご好意によるホース給水で手を洗う。
全員を2グループに分け、それぞれ2つのお話を聞くこととする。
(1)魚の話(環境アドバイザー 鈴木優子先生)
採れた魚を沢山の容器に分類し、丁寧な面白い説明に皆さん熱心に耳を傾ける。 @魚を長く持っていると人間の体温で魚がやけどすること、Aオイカワ・ハスは繁殖期を迎えておりオスが色っぽくなっていること、Bメダカの特長は尾びれが真直ぐで尻びれが長方形であること、等など。
(2)水の話(高田さん) 
あらかじめ採取したサンプルを使って、子供達がパックテストによるCOD検査ならびに透視度検査を実施し、きれいな水の大切さについて学ぶ。
(2003.7.21, NKN&TTMD)

 写真です!
もっとたくさんの写真(逆井中のK先生作)はこちら!
お父さんと一緒に「どれどれ、、何かな〜〜」 仕掛けアミに追い込んで捕まえました
獲物です!  速報のため一部ですが、、 地金堀の出口で一生懸命捕まえました

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